陶片窟の引き出し

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2007年 06月 16日

オールド・ノリタケ・意匠登録番号入りのコーヒー皿

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                   オールド・ノリタケ、コーヒーカップの受け皿
                        (大正~昭和戦前、似島)

 戦前のノリタケの中には、意匠登録の番号が付いているものがあります。写真左上の染付皿がそうです。意匠登録は染付の模様に対してついていて、大正時代後半※のコーヒーカップとわかりました。
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※訂正と疑問点
 以前、この記事に大正9年と記していました。しかし、実物を改めて見てみると、たぶん第16033号、あるいは第16099号?と読めます。「オールドノリタケ コレクターズガイド」木村一彦&葵航太郎著 トンボ出版によると、16000番台のものは大正7年以降の登録で、大正9年ですと18000番台となるらしい。こちらに記していた大正9年という数字、実はずいぶん以前にIPDL特許電子図書館で検索した結果のはずなのです。意匠権は期限があるようですが、当時、はるか昔の意匠登録を私でも楽に検索でき、古い縦書きの台帳?を閲覧することができました。大正9年という数字はその時の記憶でした。この記事を書いた2007年当時念のため確認しようとしましたが、再び大正時代の意匠登録番号にたどり着くことはどうしてもできませんでした。ただ意匠登録番号からこの陶片の素性についてたどることができた嬉しさで記憶に自信があり、そのまま書いたというわけです。最近また、意匠登録番号のあるノリタケ陶片を拾い、特許電子図書館にアクセスしましたが、やはり昔の意匠登録へたどり着くことができませんでした。オールドノリタケについて非常に詳しく書かれている本の数字とくい違いますので私の記憶違いかなと思うのですが、確認することができないでいます。ネット上でいろいろな検索を利用することがありますが、こんなわかりにくい検索は他に知りません。2007年より前、どうして私が利用できたのか謎です。2013.5.9
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by hikidasi1 | 2007-06-16 01:22


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