潮が満ちている時の長浜海岸です。5月頃の大潮の干潮時には、この何倍も干潟が現れますが、その頃には夢中で拾っているため、干潮時の良い写真がほとんど無いのです。(^^ゞ
干潮時に写した珍しい?写真。道路から写せば、干潟の状態がよくわかるのですが、これは波打ち際近くで撮っているので、あまり干潟全体の様子がわかりませんね。
長浜海岸の陶片はフジツボやナミマガシワ、海藻などの付着生物がとても多い場所で、ビーチコーミングをするにも楽しい場所です。中央の白っぽいのはオカメブンブクなどのウニ殻、その右はカイメン、左はナミマガシワとオニグルミ、左上の赤いプラスチック棒は、右上の小学校の算数セットのオハジキみたいなのとともに牡蠣養殖で使われるもの。これが広島の海岸には多いこと、多いこと。バドミントンの羽のできそこないみたいなのは散弾銃の薬きょうの蓋。最近広島湾でもよく見るようになりました。その上に昔の氷コップのガラス片もあります。
長浜海岸の陶片散乱状態。一枚の写真の中にこれだけ陶片が写るのは、よほど陶片密度が高いからです。
宮島の陶片が満潮線に近いあたりに多いのに対して、ここはむしろ波打ち際や水の中に多いようです。
3枚の写真は一日で拾った陶片です。長浜海岸としてはやや収穫量が少ない方ですが、この海岸から出る陶片の構成がよくわかります。銅版転写の小皿や国民食器、統制番号入りが目立ちますが、江戸陶片も少しだけあります。