陶片窟の引き出し

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2007年 06月 27日

呉線

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 安芸長浜駅周辺です。このあたりになると時間帯によっては2時間に1便くらいしかありません。でも景色はなかなか良いです。肉眼ではすぐそばが海なんですけどね・・・呉線と一緒には納まってくれませんでした。どことなく海岸に近い場所の明るさがあるでしょ?そうでもないかしらん。
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 驚いたことに、呉線の列車は乗客がホームを走ってきたら、ほんのちょっと待ってくれることがあります。閉まりかかったドアが開いたのです!山陽本線では1秒の差でも無情に置いていきますけどね。
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 かるが浜駅近くの車窓から。呉線はすぐそばに海が見えます。時々見えるのではなく、半分くらいは海のそばを走ります。私も旅先で地図を見ては車窓からの海を楽しみにするのですが、すぐ近くに素晴らしい海が広がっていても、高い防波堤や防風林などがあったり、実際には埋め立てられて海岸線が遠くまで逃げていたり、案外車窓から海は楽しめないものでした。旅をしてみて、地元の呉線の良さがわかりました。もっとも、こんなちっぽけな写真一枚ではね・・・そのうち増やします。(^^ゞ
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by hikidasi1 | 2007-06-27 05:57 | 陶片窟現地ツアー
2007年 06月 26日

安芸の宮島・大鳥居の干潟

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                        宮島、大鳥居の干潟

 初夏の潮干狩りシーズンですと、波打ち際の地面が見えなくなるほど人でいっぱいになることもあります。宮島の陶片はこんな干潟の片隅や、奥の宮島水族館の後ろに広がる河口周辺に散乱しています。近代の陶片も良いものが出ますが、圧倒的にすごいのは江戸時代や、それより古い時代のもので、保存状態も良く、毎回収穫の半分以上を占めます。

17~19世紀、肥前系陶器・染付、くらわんか、広東碗、瀬戸・美濃系碗、灯明具など
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                      大きな画像&裏 その1

土器、中国陶磁、すり鉢、17~18世紀の青磁、肥前系陶器、瀬戸の馬の目皿など
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                       大きな画像&裏 その2

17~19世紀染付(大皿、小皿、鉢、小鉢、瓶)など
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                      大きな画像&裏 その3

近代、型紙摺り・銅版転写・手描きなどの皿、碗、蓋、小瓶
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                      大きな画像&裏 その4
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by hikidasi1 | 2007-06-26 23:44
2007年 06月 26日

保命酒容器・狸徳利

 鞆の干潟には無数の狸が出ます。生息数はとても数え切れません。なんて・・・実は保命酒の容器のことです。むかし、むかし、親孝行の子狸が病気の親狸のために保命酒を買いに来たからだとか。お土産としても愛されたのでしょうね。
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 干潟の狸徳利、数が多くてとても全部は拾えませんが、顔や鞆の文字入り酒瓶を持った手なんて、なかなか可愛いので、ついそればかり拾ってしまいます。薄い円形のものは狸の被っていた笠で、盃です。
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 これは2日間で拾った狸徳利です。とにかく鞆の干潟にはたくさんあります。戦前のものは断面が分厚くて、内側の作りがまるで違います。
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 「保命酒屋」さんのコレクション、戦前の狸さんです。盃の笠を被っています。(撮影許可感謝!)
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by hikidasi1 | 2007-06-26 22:29 | 保命酒容器
2007年 06月 26日

保命酒容器・量り売りの大甕

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 鞆の干潟からは、大きな甕の破片がたくさん出てきます。これらは量り売りのお酒などを入れておいた甕で、鞆では保命酒の量り売りにもよく使われたようです
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 大甕はこんな感じでした。入江保命酒資料館の展示品です。(撮影許可、感謝!)
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 こちらは量り売りとは思えない小さめの甕も一緒に写ってしまってます。m(__)m 上の破片などは大きさから見て、量り売りのための容器だろうと思います。                        
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by hikidasi1 | 2007-06-26 06:07 | 保命酒容器
2007年 06月 25日

保命酒容器・備前の角瓶タイプ

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 鞆の雁木下の干潟で拾いました。かなり保存状態が良いです。詳しい時代は私にはわからないのですが戦前のもののようです。
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 こちらは同じく鞆の焚場のある干潟東側で拾った破片と、その裏側です。
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 入江保命酒資料館の展示品です。小さな資料館ですが保命酒容器について知りたければ、ここは必ず訪れるべき場所です。私が拾ったものとそっくりな角瓶が展示してあります。撮影を許可してくださってありがとうございます。
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 こちらも入江保命酒資料館の展示品です。備前の角瓶タイプは様々な大きさのものがあります。
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by hikidasi1 | 2007-06-25 07:01 | 保命酒容器
2007年 06月 25日

宮島の保命酒容器

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                        宮島から出たへそ徳利

 他にも保命酒容器かもしれないし、他の容器かもしれない、備前っぽい容器の底を拾っています。まあ地理的にも同じ県内で近いですから、出て当然かもしれません。
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by hikidasi1 | 2007-06-25 06:14 | 保命酒容器
2007年 06月 25日

鞆の雁木下の干潟

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                           鞆港風景
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                 常夜灯や雁木周辺と「いろは丸資料館」

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                        満潮時の雁木風景
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                       干潮時に現れる干潟

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                         干潮時の雁木下
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by hikidasi1 | 2007-06-25 00:00 | 陶片窟現地ツアー
2007年 06月 24日

似島・長浜海岸

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 潮が満ちている時の長浜海岸です。5月頃の大潮の干潮時には、この何倍も干潟が現れますが、その頃には夢中で拾っているため、干潮時の良い写真がほとんど無いのです。(^^ゞ
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 干潮時に写した珍しい?写真。道路から写せば、干潟の状態がよくわかるのですが、これは波打ち際近くで撮っているので、あまり干潟全体の様子がわかりませんね。   
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 長浜海岸の陶片はフジツボやナミマガシワ、海藻などの付着生物がとても多い場所で、ビーチコーミングをするにも楽しい場所です。中央の白っぽいのはオカメブンブクなどのウニ殻、その右はカイメン、左はナミマガシワとオニグルミ、左上の赤いプラスチック棒は、右上の小学校の算数セットのオハジキみたいなのとともに牡蠣養殖で使われるもの。これが広島の海岸には多いこと、多いこと。バドミントンの羽のできそこないみたいなのは散弾銃の薬きょうの蓋。最近広島湾でもよく見るようになりました。その上に昔の氷コップのガラス片もあります。
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 長浜海岸の陶片散乱状態。一枚の写真の中にこれだけ陶片が写るのは、よほど陶片密度が高いからです。
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 宮島の陶片が満潮線に近いあたりに多いのに対して、ここはむしろ波打ち際や水の中に多いようです。
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 3枚の写真は一日で拾った陶片です。長浜海岸としてはやや収穫量が少ない方ですが、この海岸から出る陶片の構成がよくわかります。銅版転写の小皿や国民食器、統制番号入りが目立ちますが、江戸陶片も少しだけあります。
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by hikidasi1 | 2007-06-24 22:37 | 陶片窟現地ツアー
2007年 06月 23日

幻の東京五輪柄の飯茶碗

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                    幻の東京五輪柄茶碗(昭和11~)宮島

 ゴム印タイプは戦後も生産されますが、これと同じデザインの統制番号「岐119」入りの飯茶碗が、「戦時中の統制したやきもの」(岐阜県陶磁資料館 2001年特別展図録)に載っていましたので、これが戦後の東京オリンピックものでないことが確認できました。昭和11年(1936年)に昭和15年(1940年)東京五輪招致が決まり、日中戦争の拡大で、けっきょく中止になった幻の東京五輪。昭和16年から始まった統制番号付き食器に幻五輪柄というのも不思議ですが、節約時代ですから、そのまま同じデザインに番号だけ付けて売ったのかもしれません。
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by hikidasi1 | 2007-06-23 15:37
2007年 06月 23日

警察学校の湯呑

警察学校の湯呑

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                      警察学校の湯呑(戦前か、宮島)

 管区警察学校と文字が残っています。拾ったのが宮島ですから、広島にある中国管区警察学校かもしれません。フリー百科事典「Wikipedia」によりますと、管区警察学校というのは、新人教育ではなく、中堅幹部や管区機動隊員の研修、訓練のための施設だそうです。この湯呑は旧漢字で、右から左へ書いてありますので、戦前か少なくとも戦後の比較的早い時期のものだろうと思います。
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by hikidasi1 | 2007-06-23 15:00